「国宝」

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こんにちは、タンタカタンです。
綺麗な、蝶々を発見、アオスジアゲハという名前です。
ブルーの色が本当に綺麗で素敵な蝶々ですね。

さて、前から気になっていた映画「国宝」を観てきました。

この映画は、任侠の世界から歌舞伎の世界へ足を踏み入れた男(立花喜久雄)が、
芸の道に人生を捧げ、やがて「国の宝」と呼ばれるほどの存在になるまでの約50年間を、
描いた壮大な一代記です。

喜久雄の女形としての天性の才能を見出したのが、上方歌舞伎の名門の当主で看板役者である、
花井半二郎でした。
喜久雄は半二郎に引き取られ、思いがけず歌舞伎の世界へ飛び込むことになります。

半二郎には、喜久雄と同い年の実の息子で、歌舞伎界の御曹司である大垣俊介がいました。
喜久雄と俊介は、兄弟のように育てられ、親友として、そしてライバルとして互いに高めあい、
芸の道に青春を捧げていきます。

歌舞伎役者として成功していく喜久雄の人生は、華やかである一方で、厳しい稽古や
血筋という壁、そして周囲の人々との人間関係の中で、歓喜と絶望、
信頼と裏切りが交錯する壮絶なものとなっていきます。

「国宝」は、単なる歌舞伎役者の成功物語ではなく、芸に人生を捧げることで
「人間」としていかに生き、何を残していくのか、という普遍的なテーマを
投げかけていると言えるでしょう。
観る者それぞれが、自身の人生と照らし合わせながら、様々なことを感じ、考えるきっかけを
与えてくれる作品です。

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